職務経歴書の6つのポイント

職務経歴書を書くときに注意しなければならないことについてまとめます。

 

1.面接で使われることを意識すること

 

職務経歴書は自分の社会人としての歩みを記すものです。
社会人としてどういう仕事に携わってきたのか、この職務経歴書を読むことで面接官はあなたという人物を知ります。

 

そして、この職務経歴書は面接で使うのが大前提です。
面接というのは面接官の側もぶっつけ本番で臨むものではありません。
ある程度面接対象の人物のことを知ったうえで、面接に臨みます。

 

面接官は事前に職務経歴書をに目を通し、深堀したい項目を見つけておきます。
面接ではそのことについて質問するのです。

 

ですから、職務経歴書は面接で使われることを前提として書くべきです。
いわば面接の「お品書き」のようなものです。

 

あまり「盛り」過ぎると面接でバレます。
印象が悪くなること間違いなしなので、履歴書同様、職務経歴書に嘘は書かないようにしましょう。卑屈になることはありませんが、誇張しすぎるのもいけません。

 

2.職務要約

 

これまでのあなたの職歴・経歴を端的にまとめましょう。
数行でOKです。あまり長すぎるのも良くありません。

 

あなたのキャリアの中で特にアピールしたいポイントを中心にまとめましょう。

 

3.職務経歴

 

前職(現職)の情報は重要です。
特に面接官は、同じ業界だったとしても詳しくない場合も少なくないです。

 

業種はもちろん従業員数、あなたの在籍年数、資本金額、売上高などその会社に関する数字は正確に、誤りの無いようにしましょう。

 

数字というのは客観的で説得力がありますから、積極的に数字を使っていきましょう。

 

営業職なら各種目標の数値や実績の数値、事務職の場合は業務の流れや具体的な業務について記載していきます。

 

4.経験・知識・技術

 

経歴の中で身に着けた「経験・知識・技術」を記載しましょう。

 

大切なのは「一般化」することです。
つまり、少し抽象的なものに置き換えて、新しい職場でも役立つことをアピールします。

 

ただし、あまりに一般化しすぎるとそれは抽象的過ぎるので、裏付けとなるエピソードもきちんと用意しておきましょう。

 

「これはどういうことですか?」という質問に即座に答えられるように、事前に考えておきます。

 

5.資格・免許

 

あなたの特殊技能を証明するものとして、もし資格や免許を持っているなら書いておきましょう。保有している資格名と取得年月日を正確に記載します。

 

ただし、特殊性や難関な資格の場合のみです。
それほど大したことのない資格を羅列してもあなたの優秀さを示すことにはなりません。

 

6.自己PR

 

自己PRはあなたのビジョンを示す場です。

 

あなたはどういうスキルを持っていて、それが転職先でどう活きて、どのような結果(成果)に結びつくのか。これを話すことが自分をPRすることです。

 

具体的であるとよいのですが、具体的過ぎると視野が狭く、「こういうこと以外はやりたくありません」と言っているように聞こえてしまうので、バランスが大事です。

 

状況に応じて臨機応変に対応できることも合わせてアピールしておきましょう。