面接で大事なこと|面接の流れと一緒に考える

転職活動の最大の山場は「面接」です。
面接官は何を考えて面接をしているのでしょうか。
面接官が何を見ているのかを意識することが重要です。

 

1.面接の基本的な流れ(一般的)

 

  1. はじめ(雑談)
  2. 事実確認(履歴書記載)
  3. 一般的な質問
  4. 具体的な質問(職務経歴書から)
  5. 質疑応答
  6. 終了

 

2.段階ごとに見ているものは異なる

 

はじめの雑談では、天気や時事ネタなど他愛もないことを話します。
単に緊張をほぐすため面接官が気を遣っている場合が多いです。
こちらも緊張をほどくため雑談に軽く応じて、リラックスして話せる雰囲気を自分で作りましょう。

 

事実確認は履歴書に書いてあるようなことが聞かれます。
名前や年齢、学歴、経歴などです。

 

続く、一般的な質問とは転職の理由や志望動機などが聞かれます。

 

ここまでの会話では「話し方」や「社会人としてのマナー」、また「人柄」などが見られていることが多いです。

 

次の具体的な質問では、転職にやってみたい仕事や希望年収などが聞かれます。
あわせて質疑応答を受け付けるという場合も多いです。

 

ここでは頭の回転の速さ、臨機応変な対応などが見られています。
とっさの切り返しが見られているので気を抜かずに答えられるようにしましょう。

 

3.想定外の質問はよくある話

 

面接に臨むにあたり、練習するのはとても大事です、
何度も想定問答集に基づいてシミュレーションしておくべきでしょう。

 

ただし、実際の面接で思わぬ流れになることはよくある話です。
そんな時こそあなたの真価が問われます。

 

もちろんレベルの高い切り返しができればそれに越したことはありませんが、
常に上手な言い回しが出来るとは限りません。

 

多少、厳しい質問や否定されるようなことを言われても、相手の言葉をよく聞いて自分なりの回答をしっかりと返せば、それほど悪い印象にはならないでしょう。

 

4.まとめ

 

面接では回答の中身だけでなく、話し方や態度、マナーも見られています。
中身にこだわるだけでなく社会人としての姿勢もきちんと見直しておきましょう。

 

また、回答の速度や言い回しなど、その場のとっさの一言が明暗を分けることもあります。話すことばかりに集中せず、面接官の言葉をきちんと聞く姿勢も身に着けておきましょう。