面接の質問と回答|「何か質問はありませんか」に対する「良い質問」

これも面接では鉄板の質問となる「何か質問はありませんか」。
面接の最後に聞かれることもあれば、途中で聞かれることもあります。
(「ここまでで何か質問はありませんか」など)

 

今日はその質問に対する「良い回答」について考えてみます。

 

1.質問は事前に用意しておくもの

 

まず前提からお話しますと、
「何か質問はありませんか」に対する回答(質問)はあらかじめ用意していくべきです。

 

事前にどういう質問をするか決めてから面接に臨んでください。
恐らく面接では少なからず緊張するのですぐに思い浮かばないと思います。
好印象を与えられるような質問をいくつか持っていくのがコツです。

 

ただし、面接でやり取りした内容を踏まえた質問ができると(つまり即興で思いついた質問)、頭の回転の早さやコミュニケーション力の高さをアピールになります。

 

なので「事前に考えていた質問」と「その場で思いついた質問」をバランスよくできるのがベストと言えます。

 

あたふたせず、それでいて的確な質問ができると、それだけでスマートな人間であることを印象づけることができます。

 

2.「良い質問」の例

 

企業研究してきたことをアピールする質問

 

「以前、御社の○○というサービスがニュースになっていましたが、その後の展開はいかがでしょうか」

 

「現在○○というサービスを開発中とのことですが、進捗はいかがでしょうか」

 

社員について聞く(具体的に聞くことで熱意をアピールする)

 

「成績の良い社員に共通することは何でしょうか」


「前年度に中途で入社した方はどのように活躍されているでしょうか」

 

面接の内容を絡めた質問

 

「先ほど○○様がおっしゃった△△についてですが、例えば××ということでしょうか」

 

前回の面接内容を踏まえた質問

 

一次、二次、三次と数回面接があった場合は、これまでの面接で話題に上がった内容を質問に絡めても良いです。

 

「二次面接において○○様が△△とおっしゃっていました。これは先ほどの××に共通する問題ということになるでしょうか」

 

「良い質問」は10個用意する

 

もちろん質問はたくさんあるといいですが、時間も限られています。
最大10個くらい質問できればよしとしましょう。

 

そのためにはあらかじめ10個くらい質問を用意しておき、メモを取っておくといいです。優先順位の高い質問から順番に聞いていきましょう。

 

また、面接でメモを取り出してもいいです。
面接は試験ではありません。

 

(ただし、自己紹介や自己アピールにおいてメモを読むのはNGです)

 

3.自分の活躍する姿をイメージして質問しよう

 

質問で大切なのは、入社後の自分の姿をイメージして質問することです。

 

質問はすればいいというものではありません。
あくまで「気になる」から質問するのであって、点数稼ぎのためではないので注意しましょう。

 

たまに「え? それがあなたにどう関係あるの?」という質問をする人がいます。
そういう質問は的外れどころか最悪印象を悪くするので注意しましょう。

 

また、言い方や聞く内容を考えないと面接官に失礼な場合もあります。
少しくだけた質問もよいのですが、あくまで面接ですので踏み込み過ぎないように注意しましょう。