転職するときの履歴書の書き方

転職者のために、履歴書を書くときのポイントをいくつか挙げてみました。
ちょっとしたことが多いですが、意外と見落としがちなので気を付けてみてください。

 

履歴書は特別なものを用意しなくてよい

 

履歴書は普通のものでOKです。
特に変わったものを用意する必要は無いでしょう。

 

市販の履歴書を入手すれば恐らくJIS規格のものだと思います。
JIS規格であれば人事担当者も見慣れているので無難です。

 

履歴書はできるだけ書いて埋める

 

空白が多いと印象が悪いです。
ですから、履歴書はできるだけ書いてびっちり埋めるのが鉄則です。


一番いいのは履歴書を買う前に項目をざっと見て、埋められる項目が多いものを選んで買うことです。

 

趣味はできれば仕事に関係付けて

 

趣味ですから、正直に好きなことを書けばよいのですが、できるなら仕事に関係しているものが望ましいです。

 

また、趣味をアピールに使うという手もあります。
たとえばサッカーやフットサル、バスケットなどのチームスポーツを書けば、チームワークがアピールできます。
ブログや写真加工などWebに関する趣味なら、ITに明るいという印象を与えられます。


とは言え「嘘」は一番良くないので、正直が一番です。
空白よりは何か書いてあったほうがいいので、無難なものを書いておきましょう。

 

希望年収欄・要望欄に余計なことを書かない

 

ズバリおいくら万円! と書きたいところですが、ここは我慢です。
正直に書いてしまうと嫌がられます。

 

逆の立場で考えていただきたい。
細かく、びっちりと希望年収の金額から労務環境のことまで、願望が書かれていたら……。どう思うでしょうか。

 

「素直なところが気に入った!」となる可能性が全く無いとは言いませんが、やはり面接官は凡人である場合が多いでしょう。過度な期待はやめましょう。

 

「参考値」として現在の年収を軽く書くくらいに止め、書きすぎてしまうよりは空欄の方が良い印象です。「一任します」でもよいです。

 

写真は写真館で撮る

 

もちろん駅前の証明写真機で撮ってもよいです。
ただし、出来はそれなりです。

 

たった1枚の写真のために第一印象を悪くするのは損なことです。
万全を期すならば写真館で写真を撮ることをおすすめします。

 

何と言っても証明写真機で撮ると納得のいく写真にならない可能性があります。
よくあるのは体の姿勢です。

 

カメラマンがその場にいれば、姿勢を正してくれるのですが相手が機械だとそうはいきません。変な角度が付いたまま写真になってしまいます。

 

もちろん証明写真機には撮り直し機能がありますが、撮り直し回数には制限があります。納得のいくまで撮り直せるかというとそうではありません。

 

プロのカメラマンに納得のいくまで付き合ってもらった方がよいのではないでしょうか。

 

写真館で写真を撮ると、確かに割高かもしれませんが、今は証明写真機も高機能化してきた影響で、結構な値段がします。写真館とさほど変わりません。

 

何度も証明写真機で写真を撮るより、ベストな1枚を写真館で撮っておいた方が賢いと言えます。

 

また最近は増えているようですが、写真館で写真を撮った場合、写真と共にデータももらえることがあります。DVDやスマホにデータとして保存しておけば、あとはコンビニで焼き増しができるので便利です。(人相がそれほど変わらないという前提で)

 

略称を使わない。省略しない

 

(株)や「高校」と書いてしまいたいところですが、「株式会社」「高等学校」と書きましょう。略して書くと、雑な印象を与えます。

 

また、住所の上など「フリガナ」もきちんと書きましょう。
同じ理由から雑な印象を与え兼ねませんし、見逃しと受け取られる可能性もあります。

 

めんどうですが、一字一句正確に書きましょう。

 

修正液・テープは使わない

 

手書きの場合、間違えたらめんどうでも最初から書き直しましょう。
修正するとどうしても見栄えが悪くなります。

 

面接官に一番最初に会うのは履歴書です。第一印象を大事にしてください。

 

中学・高校名もきちんと書く

 

学歴欄には出身中学の名前や高校名を書きましょう。
有利に働くことを意識するというより、同郷であれば盛り上がりますし、面接官本人もしくは子供が先輩・後輩であれば話のきっかけになります。

 

また純粋に学歴として重視している人もいるので、特に問題がない限り書きましょう。