中小エージェントの4つの特徴

中小エージェントの特徴を見ていきましょう。
メリットだけを挙げます。
デメリットは、大手のメリットとして挙げたような部分ですので省略します。

 

1.独自の人脈とネットワーク

 

中小エージェントには、大手から独立した人や企業の人事を経て独立した人がいます。そのような人はこれまでの経験から独自の人脈を持っていることがあります。

 

また企業から独立したエージェントは現場とのネットワークを持っている可能性もあります。


つまり、エージェントというよりそれはスカウトに近い存在かもしれません。
現場では今どんな人を求めているのか、今後の業界の行方をどう見ているのかを見据えてどういう人材が必要か、より強い意識をもっている場合があります。

 

2.特定の分野に強い

 

業種別、職種別、資格別など、強みを持ったエージェントがいます。

 

例えば金融業や製造業、ITに強いエージェントがあります。
そのように特定の業界に特化したエージェントは特定の企業から信頼されている場合もあり、そのエージェントしか持っていない案件もあります。

 

3.エージェントが経験豊富

 

エージェントの経験が豊富というのは、大手でも変わらないかもしれませんが中小エージェントの方が平均年齢が高いので、大手と比べて経験豊富な人が揃っている可能性が高いです。

 

4.すべての1人のエージェントが担当

 

大手ではエージェント間の役割分担がありますが、中小の場合はすべての工程を一人でこなしている場合が多いです。


したがって、企業側に深く食い込みながら情報を収集しているケースが多く、より
面倒見がいいと言えます。

 

またクライアントとエージェントの間に強い信頼関係にあると、「この人の紹介なら」ということでいきなり最終面接から始まるということもあります。


企業側はエージェントを信頼しているので、そのエージェントが紹介するくらいだから自社の基準を満たしているのだろうと判断するからです。
企業側も求職者側も選考の手間が大幅に削減できるのでどちらにとってもメリットです。